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Ayaの徒然お便り

身近な自然・草花のことを中心に、心に触れた詩や音楽や美術展、日常の出来事やスピリチュアルな話題など幅広く混ぜながら、徒然にお便りします。

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「シェルブールの雨傘」  豊かな色彩と歌と音楽の柔らかなマッチング

 
 
 
 
 
セッションで集中していますと、
その反動なのか、
現実界へのグランディングをとても欲することがあります。

(この場合のグランディングは、
瞑想に安全に集中するためのプロセスとして、シンボルやイメージで行うものとは違い、
地球界や人間界のものに、(人間として(←笑))
直接接し触れたいタイプのものです。)


ガーデニングや
自然を普段より一層感じられる場所に旅行をしたり、
花や木々の多い場所で散歩をしたりするのも、その内ですが、

私の場合は、
人の心と手で作られた芸術に無性に触れたくなることが多いです。


工芸展や美術展で、惹かれるものがあったり、
音楽会やバレー等の公演チケットが用意できていれば良し、

けれど
そうでない場合、

自宅でいつでも見られる映像DVDは
このような際に手軽に一役買ってくれます。



ということで
今回はフランス映画。




~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~




「シェルブールの雨傘」


私はあいにく観たことがなかったのですが、
往年の映画ファンなら知らない人は居ないだろうと思われるほど、
有名どころですね~。
主演が、一時代のフランスを代表する美人女優さんということもあってか?
フランス映画を代表する名作の一つとさえ言われる所以は、どんなものか先ずは見聞ということで。






あら筋だけを見ると
(私感では)よく有りがちなラブストーリーに思え、
平凡な感も無いわけではありませんが、
映画創りとしては、当時さぞ画期的であっただろうということは、
実際観てみると、十分判る気がしました。



セリフのすべてが歌というオペラ仕立てになっていたのですね。
 (知りませんでした。)
歌は全吹き替えで、役者さんと声が違います。


そのせいか、セリフから(時には邪魔にもなる)リアリティや棘が抜け、
ソフトで、やや哀感のある、歌とバック音楽が織り成す詩情が、全編を貫く格好になっています。


歌は、シンプルに、元々のセリフにメロディが付いているだけで、
無駄がなく、判りやすく、聞きやすく、
そして歌い手は声楽のプロ歌手さん達ではないでしょうか?発声も心地良いです。




そしてこの映画を観ながら、次第に目を見張り、観返すことになったのは
色彩の使い方、
その美しさでした。


画面のすべてに
計算しつくされたような色彩構成が成されています。


室内のカーテン、壁紙、置かれた小物、
外の通りの様子や建物の色、窓から見える景色、人物の衣装、髪飾り、犬の毛の色までが
限りなく黄金比に近い色彩構成がされていて、


目に心地良い色彩世界が、
映画冒頭から最後の場面まで、
適度なスピード感でよどみなく展開されてゆきます。


これは、なかなかのものではないだろうか。



カメラが動き、
動いている間もまた動いた先も、何ら崩れない色彩構成が展開されてゆくというのは、
映画ではあまり見かけないアプローチに思えました。




一つ一つの画面すべてが、まるで印象派の油彩画を観るようで、
さすがフランス、というべきか、
豊潤な芸術的香気さえ漂う感もあります。

(色使いは鮮やかであっても、けばけばしさは皆無で、
むしろ上品でもあり、この辺もフランス的なのでしょうか。)



オレンジや赤、ピンクと言った鮮やかな色彩、
茶系のくすんだトーン、優しさや清澄さを感じさせるソフトホワイトトーン等、
シーンに応じ、色彩の展開は次々変わり、観る側を飽きさせません。




歌とバック音楽の魅力&色彩の美しさで、(当然、役者さんも名うての美女美男?揃い)
あらすじが判っていても、もう一度観たいと思わせる要素は確かにあり、


好き嫌いはあっても、
フランス映画の代表的名作のひとつとされる所以、なるほどと合点が出来る気がしました。







(雑余談ですが、
途中カーニバルの場面、
室内では主演母娘が悩ましい問題で、しっとり会話している窓の外で、
エキストラ?カーニバル衣装の集団が
はしゃぎながら同じ場所を行ったり来たりしているのですが、
場面が長く、外のお祭り演技チームは、終いには、もうやけのやんぱち的に走り回っているのが面白かった。
撮影中、いつまで走らせるんだ!と、彼らが言い出したかどうかは不明ですが。(笑))






最近「午前10時の映画祭」という映画イベント?で
各地でリバイバル上映されたようですね。


私はDVDで満足ですが、映画館の大きなスクリーンで観たなら、また違う印象になったかもしれませんね。







以上、
今日は就寝前のひと時に観た映画の感想でした。






















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プロフィール

Aya

Author:Aya
 
元、染織工芸作家&美術講師。
子供から大人を対象に美術指導をしつつ、色彩の表現など含めてストイックに心と技の研鑽&染織作品発表という日々を過ごす。
傍ら、仏教学を学び、実践として禅を学び、工芸の仕事を動禅と捉え、仕事を通して禅瞑想を深めてゆく。

幾つかの大小の節目を経て染織作家活動からは引退し、呼ばれるようにしてスピリチュアル系の学習レッスンを重ね、98年より(暮らしに支障のない範囲で)レイキ他、自己変容のための各講座を企画。
06年2月、突然、天使層に出会い、強い導きを受け、その後は天使&高次系アチューメントセッションをメインに行う。
 
このブログでは、
スピ系&精神系に偏らないよう、心に触れた詩や音楽や美術展や日常の事など幅広く織り交ぜながら、お便り風に書かせていただきます。

気まぐれ更新になりますが、どうぞ宜しくお願いします。

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