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2014/12/21

初サンタクロースの思い出   桃色の筆箱に寄せて

 
 

  
雪を被って
 (12月18日午前、近隣にて。)

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この日、聞きなれない音で目が覚めました。
ガーガーと固いものを擦るような音・・・・・・・・・、

ハッ!と天気予報を思い出し、
窓の外を見ると、案の定、積もった雪でした。

ガーガーと雪かきされているのは、駐車場の出入り口。
出勤に間に合わない(汗)と言いたげな人たちが、不慣れな様子ながら、雪かきに懸命げでした。

ちゃーんと、チェーンをされたのかしらね?
雪に慣れない地域だからこそ装備不足だったりします。どうぞお気をつけてね。



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さて今日は古~い記憶です。




まだまだ大人の人々の心に戦争の傷痕が深く、癒えないまま、
しかし復興のために必死で働いている・・・・・・・・・
いわゆる戦後復興の時代と言われる・・・・・そして日本中みんながそれぞれに苦しかった、

そんな頃に、この世に生まれた私は


当時の子供の標準パターンで、
”サンタクロース”さんは、来ないものでした。


が、しかし、こういうことは子供が大人の常識を変え広めるものでしょうか?


記憶の中ではある時期から突然、
クリスマスにサンタクロースさんが子供達にプレゼントを持って来るものと、
常識が変わったのでした。

私の記憶では、常識を変えたのは、身の周りではご近所の子供たちのようでした。




ある時、親が言い合っているのを聞きました。

母: ご近所の子供たちはクリスマスのサンタの話題で盛り上げっている、
   家でもクリスマスをやろう。

父: キリスト教ではない。そんな必要はない。


母: あの家は真言宗、子だくさんの前の家は禅宗、
   同じ年の子の居るあの家は毎年高野山詣でまでしている・・・・・・・ 
   ご近所ではどの家にも何かがあれば坊さんが来る、牧師さんではない。
   でもクリスマスにサンタは来るのだ!子供がいるなら。
   宗教云々の問題ではない!


父: 戦争で、どんな思いで闘ったと思う!? 
   外国の習慣など受け入れることは出来ぬ!!


母: それとこれとは別問題!
   近頃、近所の子供たちはサンタの話題で持ち切りだ。
   うちの子は仲間に入れない!
   これでは可哀想である。
   だいたい大人の傷は子供の傷ではない!等々。
  

父: ・・・・・・・・・・無言。

  (さしずめ・・・・・母に説き伏せられる頑固おやじの体か・・・・・。)




そして、ある日(たぶんクリスマスイブの前日)の夕食後、
父が子供たちに言う。(当時は私と妹)


父: 家にもサンタクロースが来るかもしれないので、
   仏壇で手を合わせて来てくれるようお願いしなさい。
   ご先祖様がサンタクロースさんに来てくれるように
   お願いしてくれるだろう。
   何が欲しいのかも声に出してお願いしなさい。
 
 
子供(私): ほとんど疑いながら、ぼそぼそと 小声で言ってみる。


父: もっと大きな声で言いなさい。
   ご先祖は年寄りばかりだから耳が遠い、
   そんな小声では聞こえないぞ。
     (↑すごい変な理屈ね。苦笑)


子供(私): 大きな声で 桃色の筆箱が欲しい!


父: どんな模様が良いのか?
   もっと詳しく言いなさい。

 
子供(私): 花模様・・・・・・綺麗な桃色の・・・・
   こういうお花の・・・・・・・。




ニタニタ笑いながら父が立ち上がり、どこかへ出かける支度をする。
母が、あの店に行けば良いよなどと、耳打ちしている。




翌朝、
サンタ初経験の子供としては
超驚いたことに

希望した以上の、綺麗なお花が模様どころか、なんと造花が内側に飾られている、
鮮やかな桃色の筆箱が、
らしい袋に入って枕元にきちんと置かれていたのでした。


子供の私は、どんなにどんなに興奮したことか!!!!!!



そして小さな頭で一生懸命考えました。
どうして願いがサンタクロースさんに判ったのだろう・・・・・・・・・・・と。(笑)

(「ALWAYS 三丁目の夕日」という映画でもそんな場面がありましたね。
私が観たのはTVでしたが、あの場面はまるで自分の記憶と重なるようでした。(笑))

  (子供のどうして?への大人の答え。
    映画「ALWAYS 三丁目の夕日」 → だってサンタクロースだからだろ。
    うちの親 → そりゃな、ご先祖が頼んでくれたからだろ。
       ということで、そっくりね。笑 )


そうしてその謎はすぐに紐解けましたが、
我が家での子供たちへのささやかなクリスマスイベントは、
その後も毎年続けられたのでした。




初サンタ体験だったその日、
我が家のにわかサンタクロースさんから貰った桃色の筆箱は
小学生の間、飾りの造花がぼろぼろになるまで、宝物の一つとして愛用したことは
言うまでもありません。





と、古い古~い記憶でした。




~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~





すべての子供たちの元に
心優しいサンタクロースさんが訪れますように・・・・・・・・・・・・。




愛を込めて・・・・・・・・・・ Love & Light
   & Joy.
 

 










 
 
 
 
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