2009/12/14

水の精霊? 祖父が見たものは・・・

 
昨夜、休み際にふっと思い出して考えたことをシェアしますね。 

明治生まれの祖父は、私が小学3年の時に亡くなっていますので、
相当古い記憶です。

祖父は清流釣りによく出かけていたようでした。
好みの釣り場は、山の奥深い方にあるようでした。

確か私が小学校に入学して間もない頃だったか、

釣りに出かけていた祖父がいつもより早く帰ってきて、
息子である父に、うろたえ気味に話しているのを聞きました。


霧のように、幻のように、
女の人が川の水の上に立ち現れて、これより先(山の奥に)に入って釣りをしてはいけない、
魚を殺してはいけない、帰りなさい、というようなことを言われたのだそうで・・・・・。
びっくりして腰が抜けそうで、釣りはしないで大急ぎで帰ってきたと。


傍に居た母が、そりゃね、水しぶきが光ったか何かでそう見えたんだろう、
錯覚よ、気にすることはないよ、などと言うと、

いいや、違う、ちゃ~んと姿が見えた、声がしっかり聞こえた、錯覚なんかじゃない、
浮かんでいた、光って綺麗だった、透きとおっていた、川の水の上に立って現れた、
優しい物言いだった・・・・・・
などなど、相当うろたえ気味にいろいろ言っていた。
あれほど美しいモノがこの世のものであるはずはない・・・・などとも。

信じられないものを見たような顔つきが、
何かしら祖父にとって信じがたい何かを確かに見たらしい、ということを物語っていた。

父はなんだか判らないけれど、その場をとにかく治めるのが自分の役目とばかりに、
不思議な体験をしたものだな~と、一応祖父を労わると、
もう歳も歳だから、釣りは足場も危ないし、
この機会に止めたらどうかと、普段から気になっていたことを提案する。

祖父はよほどその幻?の女人のことでショックを受けたのか困惑したのか、
そうだな~そうする、と妙~~に素直に同意すると、
以後本当に一度も、釣りには出かけなかったのでした。

でも魚料理を食べることは別問題だったようですけどね。(笑)


この約2年後に祖父は亡くなったわけですが、
何十年も経って昨夜何気なく思い出してみると、
祖父の最後の釣りの日に、
清流の水の上に見たという女性とは何だったのだろうか、とふと思ったのでした。


母が言っていたように何かの影響での錯覚だったのか、
それとも祖父が、もしかしたらこういうことかもと、首を傾げながら考え、
その後滅多に口にこそ出さなかったものの、心では信じていたらしいように、
山や水に関わる何かしらの精霊だったのだろうか?
(祖父は水の精霊?と戸惑いつつ思っていたようでした。)


このことは、謎めいたまま、
忘れ去られていたのですが、

しかし自然界とは神秘に満ちているものですよね。
ことに当時、(祖父がその日出かけた辺りは)人がまだあまり踏み込まない場所だったようなので、
となれば神聖さも充分保たれていたことでしょう。

そういう場所ならば、祖父が見たこういうのって、意外と当たり前に”有り”だったのでは・・・・・?


ね~、お爺ちゃん、ちっとも異常事ではないヨ。錯覚じゃないヨ。私は信じるからね。



ところで、人間が肉体の目に定常的に見えるものだけがこの世に存在するという
奇妙な制限を視野に設けるようになったのは、
人類のいつの時代のころなのでしょうね~?

自然に深く親しむ人々は、この制限の範囲が違うかもしれませんね。


少なくともこの日、祖父は知ったようなのでした。
自然界の何かしらの精霊の存在を・・・・・・。
そして自分の視野の制限が少し破られたようなのでした。



この日の祖父に捧げるつもりで
ドリーン・バーチューさんのフェアリーオラクルカードから一枚

magic2.jpg
  Magic of Nature 
  自然の力






ふいに思いだした、幼い頃のある日のホーム出来事でした。











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