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2014/08/23

るろうに彷心?

 
 

7月に始まった上階の工事騒音から避難する毎日です。
今や流浪の民、
「るろうに剣心」? 否〃 騒音に追い立てられ彷徨う
まさに「るろうに彷心」のAyaなのでした。




避難先はいろいろですが、近場ではこのようなところとか。


ここでお茶(お抹茶)がいただけます。
古い和室がいくつかあるのですが、この日は表庭園に面した広い部屋は塞がっていて、
裏側の地味目の部屋になりましたが、かえって落ち着けました。

興正寺 奥の間(茶室)
140821-2.jpg

畳の上のお茶碗は私がいただいているお茶。

ここでは茶道の各流派の方が交代で、
純和装で、きちんとしたお手前とお作法で、
お茶をいただけます。(もち料金は要りますが。)

荒々しい騒音に追い立てられ逃げてきた者の目には、
日本茶道の各所作が清々しく写ります。



この部屋の窓の外はこんな風。
(お部屋により違います。)


140821-1.jpg


庭を眺めつつ
外の竹林が風に揺れる音や、鳥の声、虫の声を聞きながら、
じっとしていますと、頭に詰まっていた苛立ちなどが徐々に解き放たれてゆきます。
かなり詰まっていると見え、このじっとの時間だけで小1時間もかかったりします。

そのあと、瞑想したりして、
2、3時間かそれ以上、滞在させてもらいます。


その間、時間を見計らって冷茶や干菓子が出されますが、
基本的にはずっと一人で、それほどの長時間、お部屋に一人でいられるのは
喫茶では有り得ませんね。


そういう意味で
お気に入りの場所です。それは前から。


外にも茶室があるので、季節の良い時は外茶室で、空や竹林を眺めているのですが、
この暑さでは遠慮。
ということで冷房のある室内で、避難民しているのでした。(苦笑)






騒音にはいろいろありますが、
頭の上からら叩きつけられる騒音はある意味、兵器と思います。
神経を徐々に破壊し、気力、意欲をなくさせ、判断力や知力を消耗させてゆき、
明日を思う心も、失せさせてゆきます。
そして生きる気力も・・・・・・・。
そういう面で十分立派な兵器と言えるかと。
長期間になればなるほど、そしてまた相手が繊細な体質であるならなおのこと、
効果的に威力を発揮する、そういうたぐいの兵器です。



この騒音問題は実は14年にも及ぶ私の苦しみです。
このことはトラウマ化していますので、(PTSD化とも言えます。)
これ以上書こうとすると、頭が重くジンジンと痛くなりますので、止めておきますが、
出口の見えない14年に及ぶ年月は、いささか長すぎるな・・・・・・・・・・。






と、帰り道で見かけたお花 ↓ 

140823-3.jpg





















暮らしの中で ~あれこれ~
2014/08/04

写真家・詩人 星野道夫氏の世界 

 
 

 
 出かけた先でふと目にした映像(BS放送の一部)が
印象深く、けれども長くは見ていられなかったため、
映像に映し出された写真上に
手書き風に書かれていた名前をメモし、
家に帰ってから、その名前をキーワードにして検索してみました。

キーワードの向こうに、
写真家&詩人でもある星野道夫という人の世界が浮かび上がり、

この人の手がけた写真は見たことが何度かあり・・・・・・・・ああ、この人だったんだと
懐かしいような感覚も覚えつつ、
途切れ途切れで分散していた古い記憶のパーツが
次第に一つにまとまり、息付いてきました。



出版物で、有名どころ?と勝手に思っているのは、
たとえばこの絵本

ナヌークの贈りものナヌークの贈りもの
(1995/12)
星野 道夫

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や、

これ↓
アラスカ永遠なる生命(いのち) (小学館文庫)アラスカ永遠なる生命(いのち) (小学館文庫)
(2003/05)
星野 道夫

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とか、

これなども↓

旅をする木旅をする木
(1995/08)
星野 道夫

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これらは一部が教科書でも取り上げられているようですが、
テレビで取り上げられたり、
また出版物が、例えば近くの医院の待合室や、行きつけの美容室に置いてあったりして、
あるいは書店で見かけてぱらぱらと頁を開いてみたり、などと
私の場合はそんな風で、
いつの間にか読んだり目にしていたようです。


今回もまた偶然目にした訳ですが、
いつものと違っていたのは今回は咄嗟に作者名をメモしたということ・・・・。
 見覚えがある、よく知っているような気がする、でもあまり知らないような、そんな感じもして。



今回目にしたのは、このDVDの元となっている放送番組の再放送のようでした。

アラスカ 星のような物語 ~写真家・星野道夫 はるかなる大地との対話~ [DVD]アラスカ 星のような物語 ~写真家・星野道夫 はるかなる大地との対話~ [DVD]
(2006/10/27)
オダギリジョー

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自然そして動物への、何とも優しく奥深い眼差しが有るような・・・・・・・。
そして何でしょうね?この方の作品が醸し出している独特の雰囲気、
ほとんど作為が感じられず・・・・・・・・・・・無作為で、被写体の風景とナチュラルに溶け込んでいるというか・・・・・・・・・・。


アラスカという厳寒の地で幾多の写真を撮影するのに、
無作為な行為では有り得ないはずです。
ですがその作為が意識上からは消滅してゆくのでしょうか?
そうかもしれません、
被写体の自然界に、気持ちがひとつになって溶け込んでゆくのかも・・・・・・・・・・・・。


そうして生まれた写真&言葉の数々は、
荒々しい現代社会で暮らす私たちに
理屈抜きの癒しの風を運んでくれませんでしょうか?
心洗われるような・・・・・・・・。

あるいは自然との接し方についてや、
この今社会の有り方についてなど、いろいろと考えさせられもするような・・・・。



本は手持ちに一冊も持ち合わせがありません。
この際欲しくなりましたが、

有り難いことにユーチューブでアップされているのを見つけましたので、
著作権大丈夫かな?と思いつつ、
パート6まで分かれてアップされていた映像の中のパート6の部分をご紹介します。
私が出かけ先で観たのは、
このパート6の前半部分だったかと。

ALASKA〜星のような物語より

http://www.youtube.com/watch?v=wCpsJcQHPak



下記は映像の中に散りばめられた詩のような言葉の一部です。



* 人の一生の中で
歳月もまた
雪のように降り積もり
つらい記憶を
うっすらと覆いながら
過ぎ去った昔を懐かしさへと
美しく浄化させてゆく

もしそうでなければ
老いてゆくのは
なんと苦しいことだろう



* 冬をしっかり
越さないかぎり
春をしっかり
感じることはできない

それは
幸福と不幸のあり方に
どこか似ている


 

* 人はいつも
それぞれの光を求める
長い旅の途上なのだ




* あらゆる生命が
ゆっくりと
生まれ変わりながら
終わりのない旅をしている




~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~



この方がヒグマの取材中にヒグマに襲われて亡くなられたのは
 (自然に溶け込んだということになるのかしら? (-.-;) )

ショックで残念です。

が、四十三歳までの足跡をとおして、
たくさんの素晴らしい贈り物(写真&エッセイや詩)を遺して下さいました。

すでに没後十数年も経つ現在、改めて全体像?というべきかを知り、感慨を感じます。


アラスカの大自然とそこに生きる動物たちを見つめ続けた氏の思いに、
素晴らしい贈り物を遺してくださって有難うと、
感謝を捧げたく思います。


きっとその魂は、
オーロラの遠い向こうで輝く、美しい星になっておられるでしょう・・・・・・・・・・・・・。















本を通して
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