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1406munnku1-2.jpg
 ↑ この「叫び」という絵で有名なノルウェーの画家・エドヴァルド・ムンクの絵は、
内面の不安、絶望、憂鬱などが前面に出過ぎていて、
 (あえてそういう内面性と向きあい描かれているのでしょうが、)

私的には、好みとならず(直視しがたく) (ーー; 
引いていました。 


なので、そのムンクが
下記のような光の絵を描いていたことを、知りませんでした。
 これぞ食わず嫌いだったがゆえの(視野の)落とし穴というものかしら・・・・・・・。



「太陽」
 ノルウェー・オスロ大学の大講堂の壁画の一枚

1406munnku.jpg

  ~ 絵は、あとこれ様 http://artcoll.sblo.jp/ からお借りしました。~


7年の歳月をかけて完成させた講堂壁画の中心を成す絵で
フィヨルドの海に昇る太陽だそうです。


「美の巨人」のいうTV番組で取り上げられていて、あいにく忙しくしていて、
5分程度しか見られず
あれは何だった?という感じで、後で調べました。(笑)



恋人の女性が手にしたピストルの暴発事件が機で
放浪し、
神経症の発作で一旦精神病院に入院治療もし、

それらのプロセスを通して新しいムンクが生まれていったようですね。
詳しいことはまだ私の頭のなかでは調査中です。(笑)

(ムンクさんは、幻聴にも悩まされ、不安に満ち満ちた自己から
脱却したのだろうか?)



この絵には
自然回帰といった啓蒙的意図も感じ取れはしませんでしょうか?
大学講堂の絵なので、
啓蒙的意味合いは、当然のごとく意識したかもしれないけれど、
自らへの啓蒙もあったのかもしれません。

(大学講堂という、繊細かつ病的で自由放浪性さえある画家としてはイメージ違いの
ある種特殊な場の壁画を描くプロセスが、ムンクの内面を救ったという面も少なからず有るやも・・・・・・・・?)


絵は素朴さを残した原初的なイメージが表出され、
また原初を感じさせるようなタッチで描かれています。


揺れるような絵が主だったムンクとしては珍しく直線的タッチが見られますが、
単調な直線では無く、
むしろ揺れながら直線表現に向かってゆく心のプロセスの跡も、垣間見えるような・・・・・。


長い間、抱え続けた不安に揺れる内面があったからこそでしょうか?
線は繊細で、豊かで、何とも味わい深い表情を含んでいるように見えます。



たくさんの下絵を描く中でも揺れる内面はまだまだあったことでしょう・・・・・・
完成までの7年の歳月をとおして、次第に、陽炎立ち昇るような生命感のある直線表現に、そして太陽の降り注ぐ昼の輝きへ、向って行ったのかもしれません。


完成した絵は色鮮やかで、自然と溶け合い、豊潤で、なんと魅力的でしょうか。




叫びのムンク、夜のムンク、死のムンク、
これらのイメージを世界に焼き付けたムンク画業の
集大成ともなる絵が豊潤な光を感じさせるものであったことは、何という幸いでしょうか。
見る側にも
希望を感じさせてくれませんでしょうか?



ムンクが経た様々な課程が結局必要であったのだなということや・・・・・、
ピストルの暴発事件も
もしや影から光への転換を促すための神様からの贈り物だったのかも?などと、
思えば思えないわけでもない・・・・・・・・、そういう結果ともなった一枚に思えました。




* ムンク展が昨年から今年3月まで東京で開催されていたのですね。
先にこの「太陽」を知っていたら、興味を覚えたかもしれません。
 行くか行かないかは別として。

その展覧会を見に行かれた方達のブログで取り上げられている、
版画集「アルファとオメガ」は
陰惨な物語ながら、興味深いです。
こちらのアートブログ様で丁寧で紹介されています。




~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~





と、今日は珍しく朝からささっと記事を書きました。 ^^



土砂降りの雨予報ですが、こちらはまだ降っていません。
これからかな?


皆さま、雨季ではありますが、どうぞ良い休日を・・・・・・・・。



















テーマ : モノの見方、考え方。    ジャンル : 心と身体
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プロフィール

Aya

Author:Aya
 
元、染織工芸作家&美術講師。
子供から大人を対象に美術指導をしつつ、色彩の表現など含めてストイックに心と技の研鑽&染織作品発表という日々を過ごす。
傍ら、仏教学を学び、実践として禅を学び、工芸の仕事を動禅と捉え、仕事を通して禅瞑想を深めてゆく。

幾つかの大小の節目を経て染織作家活動からは引退し、呼ばれるようにしてスピリチュアル系の学習レッスンを重ね、98年より(暮らしに支障のない範囲で)レイキ他、自己変容のための各講座を企画。
06年2月、突然、天使層に出会い、強い導きを受け、その後は天使&高次系アチューメントセッションをメインに行う。
 
このブログでは、
スピ系&精神系に偏らないよう、心に触れた詩や音楽や美術展や日常の事など幅広く織り交ぜながら、お便り風に書かせていただきます。

気まぐれ更新になりますが、どうぞ宜しくお願いします。

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