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2012/10/19

映画「二十四の瞳」 & 「喜びも悲しみも幾歳月」

 
 
 

暑さからやっと解放されて
陽射しも心地良く感じられる秋のひと時
皆様はいかがお過ごしですか?

北海道の友人宅ではもうストーブを点灯したそうですが、
本州の方でも、これからは駆け足で冬支度ですね。



今日は映画の話題です。



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日本が壊れてゆく・・・・・・・・そんな気がして
日本を感じたい、日本を見たい・・・・・・、そんな気分で
古い日本映画DVDをチョイスし始めたのは昨年2月からでした。

奇しくも震災の少し前からで、

このタイミングは何か虫の知らせなのでしょかね~????。

当時は震災ショックで固まってしまって、映画の話題は封印となりました。

なので、今頃ながらの、ご紹介。
と言っても、今回ご紹介しますのは、最近の購入版です。^^




映画はまさにタイムカプセルです。
映画の撮られた年代の時代背景、景色、人々の生活感や時代思想までが、”純生”で、封じ込められている気がします。




こういう映画で泣く気はなかったのですが、
(もっとも、映画を観るのに泣く泣かないを予定して観る訳ではないですが。^^)
最後の場面で不覚にもバシッと涙が噴きこぼれてしまいました。
涙の出方もいろいろですね。(笑)
この場合、バシッという感じだったのでした。(爆)
 バシッとはどういう感じ?、ま、ご想像にお任せしますね。



二十四の瞳 デジタルリマスター2007 [DVD]二十四の瞳 デジタルリマスター2007 [DVD]
(2007/06/27)
高峰秀子、月丘夢路 他

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この映画については、きっと皆様もご存知でしょう。
少しだけ説明しますと、明治の女流小説家、壺井栄の小説「24の瞳」が映画化されたもので、
昭和初期から終戦後までの時代を背景に、若い女性教師と教え子の心の触れ合いを軸に、
この時代の貧しさや政治(戦争)に翻弄されてゆく庶民の暮らしを描いた国民的名作映画です。
54年の封切り、白黒です。
DVDには字幕が付いています。

随所で歌われ流れる唱歌が、心に心地よく響き、
小豆島の風景も美しく
全編が抒情的でナチュラルに描かれていて、
このナチュラルさが味噌で、泣ける”元”かも?

リメイクもされているそうですが、
54年度版が、何と言っても物語のその時代が生で感じられるという点で、良いのでは?

実は私は、この名作映画をリメイクも含めて一度も観たことがなかったのです。
一度は観たいと思いつつ、ちっとも機会がなくて、なので、
思い残すことがないように ( ← ちと大げさかしら?*^_^*) という訳ではないのですが、
一回は観ておこうと、とうとう購入。

そして観た訳です。
もう駄目ってぐらいに、優しく惹き込まれましたよ。優しくです。
男性的なハードな惹きこみ方ではないという点が、なかなか見逃せません。

飽き飽きするまで繰り返しリピートしてしまいました。
挙句には友人にも半ば強制的に貸して、見せまくり・・・・・・。(爆)


現代人にこそ観てほしいと思える要素の多分にある映画かと。
日本人はこうやって、貧しさを踏み越え、頑張ってきたのだなと、しみじみ思えたり・・・・。

貧しくて学校には行かれない、小学を卒業したら働くのが当然・・・・・、
それは日本の近過去の姿なのです。
今、どれほど(虚像?の)プチリッチさに、(私たち現代人は)甘えていることでしょうか。

日本の歴史をきちんと認識するうえでも、こうした古い映画は貴重な歴史的資料の一つとなり得るのではないでしょうか?
日本の庶民の視点がどんな風であったのか等、映画から漏れ聞こえてくる”時代の声”というようなものが、そこかしこに有るのではないでしょうか?

出来ればカットなしで永久保存して欲しい映画と思えました。






そして、こちら↓も、爽やかな感動の余韻が長く残る名作ですね。

喜びも悲しみも幾歳月 [DVD]喜びも悲しみも幾歳月 [DVD]
(2006/06/24)
高峰秀子、佐田啓二 他

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厳しい労苦を伴う灯台守りと言う職務を勤めながら、
平凡に慎ましく夫婦愛を刻んでゆく夫婦、そして家族をテーマにしたヒューマンドラマです。
馬ぞりの様子や、産婆さんが間に合わず夫が手ぬぐい鉢巻きで産まれる赤ちゃんを取り上げる場面など、
興味深い場面は随所で多いのですが、何より、生きるということ、それ自体が労苦であっただろう時代に、懸命に、自分の持ち分の中で幸せを見つけ出しながら、生きようとしている人々の姿、その心に、胸を打たれます。

この映画が封切りされたのは57年だそうです。
当時、東京や空襲の被害の大きかった都市や地域では、焼け野原から完全に立ち直った訳ではなく、
家もなく職もなく食べるものもなく餓死する人たちも、まだまだ多かったと聞きます。
その当時、この映画がどれほどの感動を人々にもたらしたのか、想像に難くない気がします。

主演の夫婦役を演じる二人の役者さんの自然感のある好演が光ります。






長くなりますので、今日はこの2本のご紹介だけにしますね。
両方、お気づきかしら? 高峰秀子さん主演です。
この方は私の大好きな女優さんでした。

一昨年の年末に86歳で亡くなられていますね。
ご冥福をお祈り申し上げます。






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さて、短い秋の、一時の穏やかなお日和。
皆様良い休日をお過ごしくださいね。














映画
2012/10/06

興正寺  「草場一壽・陶彩画展」

 

 
  
 

kusabahoujyukannon2.jpg

草葉一壽氏 陶彩画 「宝珠観音」
(プレミアムカードより)


色が濁らず澄んで・・・・・・・美しいです。



このほど、
我が家からするとお近くの、
八事、興正寺で、
展覧会が開催されましたので、出かけてきました。
というか徒歩10分の場所なので散歩がてらに・・・・^^。


パンフ表↓
kusabakousyoujitenpanhu.jpg




興正寺には、和の庭園があり、庭園を囲むように、古い趣のある和室があります。
草葉氏の展覧会は、この和室で開催されていました。

部屋は渋く、梵字の方が本来は合うような雰囲気ですが、
華やかで愛らしささえある氏の陶彩画の雰囲気が、場所の渋さと共鳴しながら引き立て合っている気がしました。
ギャラリーで見るのとはまた違った趣で、こういう企画も良いなと思いました。

結構な人出で賑わっていて、少し離れた場所から見ますと、
静かな庭園の一角の展覧会のお部屋付近のみが賑々したオーラが発せられているようで、そういうことも面白かったです。

絵はある程度見慣れていますのと、混雑していましたので、早めに一通り拝見した後は、
少し離れたところにある外茶室に行き、一人静かに1時間ばかり半瞑想(ぼんやりと言うべきかしら?)をしてきました。
その場所は外ですので、夏は暑く、冬は寒く吹きさらしで、長居は出来そうにないのですが、
この日は暑からず、風も穏やかでしたので、静かな良い時間を過ごすことができました。

静かさ・・・・風の音、木立が風に揺れる音など聞きながら、目を閉じ、じっとしていますと、
自分がどんどん小さい存在に見えてきます。
そうして、しだいに癒されます。

実生活に忙しく埋没していると見えなくなることがたくさん有ります。
こういう場所で、ぼんやり(半瞑想)させてもらうのも、良い自分見直しタイムになりますね。


但し、場所がら周りは墓地なので、
光のプロテクトは一応しますよ~。(笑)



ということで、本日は短めに、
身近な場所で行われた展覧会便りでした。
草場氏の展覧会はこちらの頁でもご紹介していますよ。
昨年11月の記事です。↓
http://irises39.blog116.fc2.com/blog-entry-304.html



さて、夏過ぎて、暑からず寒からずの穏やかな10月の最初の連休ですね。
皆様、どうぞ良い休日をお過ごしくださいませ。























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