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先ずは事務的なお知らせ




~HPサーバーメンテナンスのお知らせ~

Harmony of irisesのサイト
サーバーの長時間メンテナンスのため、
2011年10月16日日曜日 22時~ 2011年10月17日月曜日 9時まで(予定)
アクセス&閲覧が出来ませんのでお知らせします。
この間、グーグルなど検索では、サイトが見当たりませんと出るかもしれませんが、
どうか慌てずに、サーバー回復までどうぞお待ちくださいませ。




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日々の現実からもスピリチュアルからも遠ざかりたい
何かしら、心の狭間のようなスペースが、たまたま訪れます。


そんな心模様となった今回、
夜、突如、引っ張り出したのが、

15歳の頃、熱烈に心酔し読みふけった、ロマン・ローラン著書「ジャン・クリストフ」でした。

 「ジャン・クリストフ」:
 主人公、作曲家クリストフを、ベートーベンをモデルにし、
 親友オリヴィエという登場人物に、ロマン・ローラン自らをモデルにして、
 その生涯を描いたヒューマン小説。
 音楽を通しての芸術論や、民族論、社会批判がほぼ全編に満ち満ちていて、
 古代詩の引用も多く、詩的香気にも満ちた、非常に密度の濃い、
 ロマンローラン文学の代表作と言えます。1915年度ノーベル文学賞受賞。
 姉妹編:「魅せられたる魂」




何十年ぶりだろうか?
消毒したいほど手垢に汚れたその本(全3巻)を、
触ったらすぐ手を洗いたくなるような衝動を抑えながら、*_*;
ぱらぱら開きつつ、目が止まったところを、
読んでみて、

驚いた!


当時のようにすべてを読んだ訳ではなく、飛ばし読みしながら、ですが、
結局、徹夜をいとわず読みふけってしまい、

当時と同様に深い感動に満たされる・・・・という、
当時のままの自分に出会うことが出来、

そこが先ず驚きでした。



このところ、所在不安定というか、
この世に居る実感が薄くなっていて、どうも困っていたのですが、
見事解決。

私は生きてい居た!生きている!今ここに!という
実感のようなものが、ジャン・クリストフ読後に、しっかり戻っていたのです。

この点も驚き。



「ジャン・クリストフ」の何がそうさせ得たのだろう?
と、そういう分析はやめておくとして、

一部抜粋ご紹介してみます。



小説内で、
クリストフは終生、孤独、貧しさ、社会への抵抗と闘争を繰り返し、
どこにも安らぎがないような、苦悩に満ちた生涯を送るのですが、
最後には、多くの魂と共に生きていたことに気づき、
また離れた視点で物事を見ることが出来るようになり、
苦しみが苦しみでなくなってゆきます。


苦しみの表現2種(ともに最終章より)

親友オリヴィエの死後、打ち砕かれたクリストフの心。
あたかも落ち着きを取り戻してきたように見える中で、

---- バルザックは次のように言っている。
<本当の苦痛は、自分で作った深い寝床の中に、
見たところは静かに横たわって、あたかも眠っているように見えるが、
実はそこで魂を侵食し続けているのだ>



愛する女性グラチアの死を受け止め、
悲痛を受容したクリストフ。

-----  苦悩もまた一つの力(制御された一つの力)になるという点にまで
彼は到達していた。
苦悩はもはや彼をとらえていなかった。
彼のほうが苦悩をとらえていた。
時にはその苦悩があばれ出して、檻の格子をゆすぶることもあった。
だが彼はそれを檻の中に閉じ込めていた。

このころから、彼のもっとも悲痛で、しかし最も幸福な作品が生まれ始めた。




クリストフの生涯が幕を閉じる。(最終章より)
一生のすべてが昇華してゆく。

----- すべてはもはや、ただ一つの心でしかないのだ。
夜のほほえみと昼のほほえみとは、からみあっている。
調和だ。愛と憎しみとはおごそかに結ばれる!
二つの力強い翼を持った神をほめたたえよう。
生よ、栄えあれ! 死よ、栄えあれ!



聖クリストフは川を渡ってゆく。
かよわいけれども重い子供を左肩に乗せて。
川を渡ったクリストフが聞く。
おまえはいったい誰だね?
子供は言う。

----「生まれ出でようとしている日なのです。」



 ~ 世界文学全集「ジャン・クリストフ」 著者:ロマン・ローラン 翻訳:新庄嘉章 より~





この本は理想主義文学と分類されるようですが、
今、手に取ってみると、その名称には、ちと?かも。
理想主義の面もあるのかもしれませんが、どちらかというと反骨精神に満ち満ちていて、
まるで抵抗主義でもあるかのような・・・・・・?
 


長編もので、この種の長文学は今ではあまり人気がないと聞きますが、

生き難い現実の前で、立ちすくむような際、
生きることは素晴らしいことだと呼びかけ、
励まし、勇気づけ、足元を照らし、
闇しか見えない道にも燦然と明かりを灯してくれる・・・・・、
そういった励ましの書と言えるのではないでしょうか?
少なくとも、15歳の頃の私には、そういう役割を担ってくれた、まさに魂の火の書だったと思います。

( 思春期の初めの頃に出会い(13歳ごろ)、
本格的に読んだのが、その峠にさしかかっていた15歳で、
生死の方向付けさえ変えてしまう程、影響を受けたと言って過言ではないと思います。
登場人物達と同じように、私も生き難い苦悩を抱えていたかな~。

本はいつも手元から離さず、何十回読み返したかしれない程で、
一冊づつ箱入りですが、箱も表紙も頁に挟まれた糸しおりなど、大変な手垢汚れとなっています。
行間の向こう側を観るといった深い読み方を覚えたのも、この本によってでした。

16歳のある日、
クリストフから卒業するという意志を示した、
”船出の詩”というのを書いて、(若者らしいでしょ。笑)
自分なりに感謝と卒業の意味の心の儀式を一人行い、
本は閉じられました。

が、思い出を詰めた記念碑的なこの本は、
永久保存で大切に?(タンスや押し入れの奥や実家の物置などを経て現在一応書棚に)
仕舞われているのでした。)




お若い方にこそ読んでいただきたい本です。
読むのも体力要りますしね。
こうした長文学は、若さ満ち溢れた体力でこそ、どうぞ・・・・・。(苦笑)




「ジャンクリストフ」に触れているブログ様一例
 
 → 『ジャン・クリストフ』は、どこへ消えてしまったのだろう?



今、発売されている本
(写真をクリックされますと、アマゾンのコメントが読める頁が出ます。)
 
ジャン・クリストフ 全4冊 (岩波文庫)ジャン・クリストフ 全4冊 (岩波文庫)
(2003/09/09)
ロマン・ロラン

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このジャン・クリストフの壮大なヒューマ二ズムや叙事詩性に触発された私(当時)は、
その後、トルストイやドストエフスキー、ゲーテ「ファウスト」やダンテ「神曲」、
ギリシャ神話やギリシャ悲劇等々・・・・・・、
古典叙事詩や大文学と呼ばれるものを、次々読みふけるようになります。
なので、この本は、当時の私の新しい読書チャレンジに向けて、大きく入り口を開いてくれた
キー書であったという面もあります。







~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~




  

と、ずいぶんと古い本を引っ張り出して・・・・・・、
とにかく懐かしいです。
懐かしいところで、人間界に戻れた感有りの私なのでした。(笑)


皆様も(お時間がなかなか取りにくいかもしれませんが、許す範囲で)
この本とは言わず、小説も、たまにはいかが?
(ただし、魂に善き刺激やビタミンになるようなのにしてね。
さわやかな感動とか・・・・・になれば良いですよね。)


ことにスピリチャアルが過ぎて、どうも着地感が薄くなっているようなとき、
良い気がします。


もち、そんな訳のわからない理由ではなくってもね。(^_-)-☆
























テーマ : 日記    ジャンル : 心と身体
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プロフィール

Aya

Author:Aya
 
元、染織工芸作家&美術講師。
子供から大人を対象に美術指導をしつつ、色彩の表現など含めてストイックに心と技の研鑽&染織作品発表という日々を過ごす。
傍ら、仏教学を学び、実践として禅を学び、工芸の仕事を動禅と捉え、仕事を通して禅瞑想を深めてゆく。

幾つかの大小の節目を経て染織作家活動からは引退し、呼ばれるようにしてスピリチュアル系の学習レッスンを重ね、98年より(暮らしに支障のない範囲で)レイキ他、自己変容のための各講座を企画。
06年2月、突然、天使層に出会い、強い導きを受け、その後は天使&高次系アチューメントセッションをメインに行う。
 
このブログでは、
スピ系&精神系に偏らないよう、心に触れた詩や音楽や美術展や日常の事など幅広く織り交ぜながら、お便り風に書かせていただきます。

気まぐれ更新になりますが、どうぞ宜しくお願いします。

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