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凄い雨ですね。
浄化の雨でしょうか?
新たな被害がどこにも出なければ良いですが・・・・・・・。



こんな日には、せめて、
ほんわりした詩に触れてみましょう。
(というか、ほんわり感に自分が触れたかった・・・・のだ。)




立原道造詩画集より




~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~




草に寝て・・・・・
 (6月のある日曜日に)


 それは、花にへりどられた 高原の

 林のなかの草地であった 小鳥らの

 たのしい唄をくりかえす 美しい声が

 まどろんだ耳のそばに きこえていた



 私たちは 山のあちらに

 青く 光っている空を

 淡く ながれてゆく雲を

 ながめていた 言葉すくなく



 ------ しあわせは どこにある?

 山のあちらの あの青い空に そして

 その下の ちひさな 見知らない村に



 私たちの 心は あたたかだった

 山は 優しく 陽にてらされていた

 希望と夢と 小鳥と花と 私たちの友だちだった






夢みたものは・・・・・


 夢みたものは ひとつの幸福

 ねがったものは ひとつの愛

 山なみのあちらにも しずかな村がある

 明るい日曜日の 青い空がある



 日傘をさした 田舎の娘らが

 気かざって 唄をうたっている

 大きなまるい輪をかいて

 田舎の娘らが 踊ををどっている



 告げて うたっているのは

 青い翼の一羽の 小鳥

 低い枝で うたっている



 夢みたものは ひとつの愛

 ねがったものは ひとつの幸福

 それらはすべてここに ある と









 林檎の木に 赤い実の

 熟れているのを 私は見た

 高い高い空に 鳶(とび)が飛び

 雲がながれるのを 私は見た

 太陽が 樹木のあひだをてらしていた



 そして 林の中で 一日中

 私は うたをうたっていた

 (( ああ 私は生きられる

 私は生きられる・・・・・

 私は よい時をえらんだ ))





一日は・・・・


 眠りのなかで迷わぬように 僕よ

 眠りにすじをつけ 小径(こみち)を だれと行かう





初冬


  身動きの出来ない程の花のなかで、少年は死んでいた。

 その形のまま柩は町を運ばれて行った。寒い朝であった。

  << 天へ行って、よそ見ばかりしている
 
   天の先生に叱られてばかりいる

 何度もくりかえし葬列はうたっていた。

 そのはてを、花びらが幾すじのあたらしい道を引いた。

  << かなしみはしづかであれ
 
   うたのとほくをゆけ





アダジオ


 光あれと ねがふとき

 光はここにあった!

 鳥はすべてふたたび私の空にかへり

 花はふたたび野にみちる

 私はなほこの気層にとどまることを好む

 空は澄み 雲は白く 風は聖(きよ)らかだ







~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~

 (詩の掲載にあたっては、出版社に確認許可を得ています。)
 (旧かな文字は一部現代かなにしています。)






夢見たものは
何ですか?

日常を離れて、たまには、そんなことを思い出してみるのも、良いかもしれませんね。



光あれと願ったとき、
光はここにあった・・・・・素敵な言霊の詩ではないでしょうか。






24歳という若さで亡くなった立原道造さんは
建築家であり、詩人であり、また柔らかな雰囲気のパステル画を
多く遺していらっしゃいます。


この詩画集は、立原道造氏の詩に、ご本人のパステル画が組み合わせられていて、
雰囲気がとても好きで、
大切にしているお気に入りの一冊です。

頁をぱらりと開いただけで、ことばと絵をとおして、
柔らかなそよ風が、明るい日差しや新緑の香りを、
運び届けてくれるような・・・・、
そんな雰囲気があります。




以前(10年ほど前)入退院を繰り返した時期がありまして、
その際、病室のお供に持ち込んだ何冊かの詩の本の一冊がこの本でした。

この本を開くたびに、枕元に優しい風が運ばれてくるような気がしたものでした。


とはいえ、
詩も、絵も、本の表紙のイメージも、まるで青春符そのものの雰囲気です。
 (初々しい乙女が手にするような・・・・・・・ふふふ。)

病室では担当のドクターが診察に見えるたびに
訝しげに(見てはいけないものを見てしまったかのように)
この表紙を、チラチラと横目で見やっていらしたのも、可笑しく思い出されます。(笑)




yumemitamonoha.jpg






立原道造さんの詩は、
ことばそのものからして、パステルの香りが匂い立つようです。

たとえば
これとか







 街道の外れで

 僕の村と

 隣の村と

 世間話をしている

 << もうじき鶏が泣くでせう

 << これからねむい季節です



 その上に

 昼の月が煙を吐いている








~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~








私もパステルに癒されたくなって、
仕舞いこんだパステルを久々に取り出してみました。


手持ちのパステルの量はなかなか凄いもので、
大体のメーカー各種のほぼ”全色”が揃えられているのです。
(昔一時、凝りまして・・・・・f(^_^))


道具 だけは
 プロ級というか・・・・・。


が、色数が多いと箱も大きくなって、広げるスペースに苦心することになりましてね。
(おっと、揃える前にそのぐらい気づけよ、ですね。(苦笑))

結局うまく使いこなせないうちに、(道具負けして)
仕舞いこみと相成り・・・・・・(ーー;)大苦笑。




パステルが大好きなのに、
たまにスケッチなどする際、取り出すとしたら、手軽で場所を取らない、顔彩とかなのでした。(^^;



スペースの問題はいまだ解決しないのですが、

なんにしろ





こんにちわ

待っててくれて、ありがとう

パステルのお道具さん

たくさんのお色で、みんな揃って、

 眠ってた?




























テーマ : 日記    ジャンル : 心と身体
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  身近な自然、道ばたの草花や、暮らしの中のあれこれに見られる、光とスピリチュアルな響き。  

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☆☆ アチューメント・セッションをメインに行わせていただいています。 心に響くものがありましたら、ご訪問下さい。

プロフィール

Aya

Author:Aya
 
元、染織工芸作家&美術講師。
子供から大人を対象に美術指導をしつつ、色彩の表現など含めてストイックに心と技の研鑽&染織作品発表という日々を過ごす。
傍ら、仏教学を学び、実践として禅を学び、工芸の仕事を動禅と捉え、仕事を通して禅瞑想を深めてゆく。

幾つかの大小の節目を経て染織作家活動からは引退し、呼ばれるようにしてスピリチュアル系の学習レッスンを重ね、98年より(暮らしに支障のない範囲で)レイキ他、自己変容のための各講座を企画。
06年2月、突然、天使層に出会い、強い導きを受け、その後は天使&高次系アチューメントセッションをメインに行う。
 
このブログでは、
スピ系&精神系に偏らないよう、心に触れた詩や音楽や美術展や日常の事など幅広く織り交ぜながら、お便り風に書かせていただきます。

気まぐれ更新になりますが、どうぞ宜しくお願いします。

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